もしF1のコストが下がり続けるなら、フォルクスワーゲンがF1へ参入する可能性がある。これは、フォルクスワーゲンの傘下にある高級車ブランド、アウディの関係者が示唆したものだ。
アウディ・シンガポールの責任者であるラインホルト・カールは、予算が縮小しているものの、今でも各チームは毎年「数億ユーロ以上を」F1のプログラムへ支出していると『Straits Times(ストレイツ・タイムズ)』紙へ語った。
「もしコストがもっと下がれば、もっと扱いやすいものになる」とカールは加えている。
しかし、ジャガー、ホンダ、BMWが撤退し、トヨタやルノーが撤退するとのうわさも流れており、F1に参戦することの利点が明確でないともカールは認めた。
またカールは、もしフォルクスワーゲンが参戦を決断した場合、ポルシェかアウディのブランドで、もしくは「フォルクスワーゲン」として参戦するだろうと推測している。