フェラーリ、シューマッハの決断を擁護

2009年12月30日(水)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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フェラーリのピエロ・フェラーリ副会長は、ミハエル・シューマッハを“裏切り者”とするイタリア国内の意見に賛同しなかった。

フェラーリ創設者であるエンツォ・フェラーリの息子であり、フェラーリの株主でもあるピエロ・フェラーリは、シューマッハが2010年にメルセデスGPから復帰することに、チーム関係者が「少し悲しんでいる」ことを認めている。

「マイケル(シューマッハ)はわれわれの仲間だったので、少し悲しんでいる」とフェラーリは『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙へ語った。

1月3日(日)には41歳になるシューマッハは、フェラーリとのコンサルタント契約を3年間延長することに口頭で合意していたが、実際の契約は結んでいなかった。

「裏切りという言葉が出ているが、私としても彼にとどまって欲しかった。しかし、実際に彼もレースすることを望んでいたが、われわれとともにそれを実現させられる環境ではなかった」とフェラーリは説明している。

フェラーリは3台出走を認めるルール変更を求めていたが、2010年はフェルナンド・アロンソ(現ルノー)とフェリペ・マッサというラインアップで戦うことになる。

ピエロ・フェラーリは、この2人のドライバーとともに成功できると確信しているようだ。

「われわれは、マイケルに挑み、そして打ち勝ったアロンソと契約した。それに、シューマッハの跡を継ぎ、大きく成長したマッサもいる」

「そして、2009年よりも優れたクルマを造れると信じている。ドライバーが原因でわれわれがタイトルを逃すことはない」とフェラーリは加えた。

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