エクレストン、シューマッハのタイトル獲得を確信

2009年12月28日(月)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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F1界の最高権威バーニー・エクレストンは、2010年に復帰するミハエル・シューマッハが再びチャンピオンになると語った。

2006年に現役規を引退していたシューマッハは、メルセデスGPからF1に復帰することを発表したが、シューマッハは来月で41歳になり、おそらく2010年のグリッド上で最年長のドライバーになるだろう。

41歳という年齢と、3年間のブランクにより、シューマッハは期待されているような活躍をできないのではないかとの意見もある。

だがエクレストンによると、2010年シーズンはファンにとって、「驚くべき」シーズンになるようだ。

シューマッハの復帰以外にも、来季に向けて大きな話題になっていることがいくつかある。

まず、ジェンソン・バトン(ブラウンGP)がマクラーレンへ移籍することで、過去2年間のチャンピオンであるルイス・ハミルトンとバトンが同じクルマで戦うことになる。

そしてフェルナンド・アロンソ(ルノー)のフェラーリ移籍が実現したため、フェラーリから大きな支援を受けているフェリペ・マッサとフェラーリ内での戦いが繰り広げられるとも言われている。

しかしエクレストンは、これらのタイトル候補と同じように、シューマッハが8度目のタイトル獲得を狙いながら現役へ復帰するとしており、『Mirror(ミラー)』紙は次のようなエクレストンのコメントを報じた。

「レース優勝のことなど考えていない。私は、彼がタイトルを獲得することに賭けるよ」

またエクレストンは、シューマッハがクルマの開発にも大きな貢献をすると考えているようで、このように続けている。

「彼は、クルマの開発を進めるチームにとって、計り知れないほど価値のある存在になるだろう」

「過去には、クルマが完ぺきになるまで満足しない彼の姿を見てきた。最高なものを求める彼の姿勢と、技術的な知識の深さにより、チームは貴重な時間を節約することができる」

「こういったことを考えると、驚くようなシーズンになるはずだ」

「シューマッハが返り咲くことは、F1にとって素晴らしいことだ。だがそれと同時に、マイケル(シューマッハ)本人にとっても素晴らしいことだと思う」

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