イギリスのブックメーカー、ビクター・チャンドラーで、ミハエル・シューマッハが2010年に8度目のタイトルを獲得するオッズが7.5倍になった。
2006年に現役を引退していたシューマッハがクリスマス直前に復帰を発表すると、シューマッハのタイトル獲得に関する賭けが加熱していた。
イギリスの大手ブックメーカーであるウィリアム・ヒルでは、シューマッハが8度目のドライバーズ・タイトルを獲得するオッズはすでに、当初の9倍から7倍になっている。
またブルー・スクエアでは、シューマッハが92勝目を記録するオッズが、2.5倍から約1.5倍になった。
ビクター・チャンドラーと同様に、オーストリアのブックメーカーであるBwinでも、シューマッハによるタイトル獲得のオッズが7.5倍になっている。
「もし彼が走るのなら、ドイツのヒーロー以外に賭けることは勇気がいるだろう」と『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙のトム・キャリーは書いている。
しかし、ウィリアム・ヒルはルイス・ハミルトン(マクラーレン)を2010年のチャンピオン最有力候補にしており、そのオッズは3.25倍。
ハミルトンのチームメートになる現チャンピオンのジェンソン・バトン(現ブラウンGP)のオッズは、6.5倍となっている。
ラドブロークスでは、ハミルトンがタイトルを獲得するオッズは3.5倍。フェラーリへ移籍するフェルナンド・アロンソ(現ルノー)のオッズは4倍、シューマッハは6倍。
バトンは5番人気になっており7倍、シューマッハのチームメートになるニコ・ロズベルグ(現ウィリアムズ)は7番人気で11倍になっている。