メルセデスGP、シューマッハ加入によるバトン離脱を否定

2009年12月25日(金)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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2010年にブラウンGPから生まれ変わるメルセデスGPへミハエル・シューマッハを迎えるため、2009年のチャンピオンであるジェンソン・バトン(ブラウンGP)が追い出されたとの憶測を、チーム代表のロス・ブラウンが否定した。

バトンがマクラーレンへの移籍を発表した際、7年にわたったチームとバトンの関係は、バトンの報酬をめぐって悪化したとみられていた。

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)のチームメートになるというバトンの決断を非難する関係者も多かったが、シューマッハがメルセデスGPからの復帰を発表したことで、チームにバトンの居場所はなかったのではないかとの意見が出てきた。

バトンは自ら離脱を決意したのか、それとも事実上、追い出されていたのか質問されたブラウンは、F1の公式ウェブサイトへ次のように答えた。

「正直に言うと、重なっていた」

「ジェンソンに対する忠誠心を持っていたので、うまく解決できることを願っていた。だが、それが難しいと分かった時、マイケル(シューマッハ)との話し合いを初め、そこから事態が進展した」

シューマッハはブラウンとの交渉を始めたのは11月下旬になってからだと23日(水)に明かしている。だが、バトンがマクラーレンへの移籍を発表したのは11月中旬のことだった。

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