2009年のハンガリーGPでクラッシュし、負傷していたフェリペ・マッサ(フェラーリ)だが、順調に回復しているようだ。
マッサはハンガリーGPの予選で走行中、他のクルマから脱落したパーツが頭部を直撃し、そのままタイヤバリアに激突。頭がい骨などを損傷していた。
一時は生命にかかわる状態にもあると報じられていたが、その後の回復は順調に進み、すでに旧型のF1でのテスト、そしてカートのレースなどに参加している。
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリによると、1週間前に受けた一連の検査も「良好」な結果だったという。
「1月下旬には、FIA(国際自動車連盟)の医師による検査を受ける」とドメニカリは語った。
またドメニカリは、2010年にマッサのチームメートとなるフェルナンド・アロンソ(現ルノー)が、2010年型車の詳細を知りたがり、毎日電話してきていることも明かした。