ミハエル・シューマッハのF1復帰という話は、最初はうわさだったが、もうすぐ現実になるかもしれない。
フェラーリの会長、ルカ・ディ・モンテゼモーロは、フェラーリで5回世界チャンピオンを手にしたシューマッハがフェラーリを離れることを認めたようだ。
モンテゼモーロは、先日シューマッハと話をしている。「(F1復帰について)非常に確率が高いと話をした」と、18日(金)にクリスマス・ディナーの席でリポーターらに語った。
モンテゼモーロは、来季ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)のチームメートなると見られる人物は、シューマッハの「双子」だとジョークを飛ばした。
「彼のように見える別人なんだよ。シューマッハは、フェラーリで現役を終えると決めていたんだ」とモンテゼモーロは語った。
さらに、モンテゼモーロは、フェラーリの熱狂的なファンであるティフォシが、シューマッハがシルバーのレーシングスーツを着て、F1を走るということを歓迎しないだろうと見ている。
「彼らは、マイケルが裏切り者であると思うだろう。しかし、私は彼らに、それが(シルバーのスーツを着る人物)マイケルではなく、もうひとりのマイケルなんだと説明する。本当のマイケルは、フェラーリにいるんだとね」
シューマッハのF1復帰について、クリスマス直後か1月の早い段階で発表する準備が進められているようだ。