ルカ・ディ・モンテゼモーロ(フェラーリ会長)は、2010年からフェラーリに加入するフェルナンド・アロンソ(ルノー)がチームプレーヤーではないかもしれないことを心配していたと認めた。
18日(金)のクリスマス・ディナーの席で、アロンソの評判と個性やマクラーレンに在籍したときの問題について尋ねたと明かした。
「私は、たぶん1000回、100回ではない1000回くらい(ステファノ)ドメニカリ(チーム代表)に、これらの要素について話をした。さらに、アロンソとも話し合った」とモンテゼモーロは語った。
「私はアロンソに、“もし、フェラーリに来るのなら、われわれのため、チームのため、グループのために走れるのか。あなたの満足だけで走ってほしくない”と言ったんだ」
「チームが欲しい場合、ジョン・サーティースのように、自分のチームにしたくなる。だが、フェラーリでは、勝つために最高のコンディションでいて欲しい。それができなければ、われわれは決して契約をしない」とモンテゼモーロは続けた。
また、フェラーリの新しい主要スポンサーとなるスペインのサンタンデール銀行が、アロンソのチーム加入にかかわったことを否定した。
「確かに、彼ら(サンタンデール)には、満足している。しかし、ドライバーを選ぶのは、スポンサーではない。われわれは、決してそんなことはしていないし、これからもそのようなことは決してしない」とモンテゼモーロは語った。