トルコでF1が開催されるのは、2010年が最後になる可能性がある。
F1界の最高権威バーニー・エクレストンがオーガナイザーに対し、2011年からは開催権料をほぼ2倍にすると伝えたためだ。
現地の『Hurriyet(ヒュリエト)』は18日(金)、2011年からの開催権料を、1レースあたり2,600万ドル(約23億5,000万円)にすることをエクレストンが書面で要求してきたと報じている。
これまでは、1レースあたり1,350万ドル(約12億円)だったとのことだ。
エクレストンはスポーツ大臣のファルク・ナフィズ・オザク大臣へ送ったこの書簡で、インドなどの国が最大で1レースあたり3,000万ドル(約27億円)の開催権料を提案していると語っていたとのこと。
しかしある関係者は、次のように語っている。
「フランスやドイツに対してF1のCEOが要求している金額は、150万ドルから400万ドル(1億3,000万円から3億6,000万円)だ」
イスタンブール・パークで2005年から始まったトルコGPは、独特なターン8が高い評価を得ているが、今年の決勝日は観客数が3万人になるなど、観客数の少なさが目立っていた。
エクレストンは2007年に、2021年までのトラック使用契約を結んでいた。