フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は24日(火)、ミハエル・シューマッハがF1への完全復帰を決断することを「想像できない」と語った。
F1で7回チャンピオンに輝くという前人未到の記録を打ち立てたシューマッハは、メルセデスGP加入がうわさされている。
しかしシューマッハはフェラーリとの契約下にあるため、メルセデスGPに加入するためには、フェラーリの同意が必要になる。
もしシューマッハがメルセデスGPに加入した場合、ニコ・ロズベルグ(現ウィリアムズ)がチームメートだ。そのロズベルグは24日、「その件についてはコメントしたくない」とメディアに語っている。
同じくメディアの前に姿を現したメルセデスのノルベルト・ハウグ(モータースポーツ責任者)やメルセデスGPのニック・フライCEOも、このうわさについて明確に否定しなかった。そのため、うわさはさらに勢いを増すこととなった。
シューマッハのうわさが誤りだと断言するかと質問されたフライは、「F1で何かを断言することができるか?」と答えている。
フライは、クリスマスまでにロズベルグのチームメートを発表したいとして、このように加えた。
「今日はニコ・ロズベルグについて話すために集まっているので、その話題に集中するべきだ」