ベルトラン・バゲットは、2010年にザウバーに加入する可能性が「96パーセント」あるとベルギーの新聞に語った。
ベルギー出身で23歳になるバゲットのマネジャーは先日、ワールド・シリーズ・バイ・ルノーを制したバゲットがヒンウィルに拠点を置くザウバーのリザーブドライバーになるだろうと話していた。
バゲットは、ヘレスで行われた若手対象のテストに参加。最初はルノーのマシンに乗ったが、最終日はBMWザウバーのステアリングを握っている。
ザウバーは、すでに来季のレースドライバーとして小林可夢偉(トヨタ)と契約したことを発表。スイスの『Blick(ブリック)』紙によると、チーム代表のペーター・ザウバーは、経験豊富なジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)かペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン/リザーブドライバー)が可夢偉のチームメートになることを希望しているという。
しかし、『Het Niewsblad』紙は、バゲットがレースドライバー候補から外れていることを否定していると伝えている。
「決定は、近いうちにでるだろう」とバゲットは明かした。
「コバヤシが契約したという事実は、僕が同じことができないという意味ではない」と語ったバゲットは次のように続けた。
「(ザウバーでの)コクピットはまだひとつ空いている。もし、レースシートを獲得できなかったとしても、僕は3番目のドライバーになれると確信している」