2010年にF1へ新規参戦する2つのチーム、カンポスとUSF1は、FOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)への加盟が承認されたと発表した。
FOTAは最近、新規参入する全チームが加盟資格を有していると述べていた。マノーもFOTAに加盟し、マレーシア資本となっているロータスも、間もなく加盟すると見られている。
さらに新規参入チームは、今週のシンガポールGP直前に行われるFOTAの会合に出席する予定であるようだ。
USF1のスポーティングディレクターであるピーター・ウィンザーは『GPウィーク』に、USF1のFOTA加盟が認められ、2010年へ向けた参戦準備が遅れているとのうわさについて質問を受けたと語った。
「われわれの計画がどうなっているのか疑問に思う人もいると思うが、11月か12月にわれわれのところに来てもらいたい。そうすれば、大規模なF1施設において、100%のレベルで、最高のレースマシンの製造に取り組んでいる様子を見てもらえるはずだ」
スペインのニュースメディア『EFE』は、シンガポールでのFOTA会合にスペインの新チームカンポスから代表として参加するのは、チーム所有者でチーム代表でもあるアドリアン・カンポスとなるであろうと伝えている。
カンポスは、FIA(国際自動車連盟)からの代表団が先週、F1への新規参入チームの進展状況を検査するため、自身のチームの本拠地を訪問したことも明らかにした。
カンポスはまた、このように語っている。
「コスワースのエンジン開発には、非常に満足している。素晴らしいエンジンとともに、F1デビューという目標を達成できるだろう」