クラッシュゲート事件を受け、ルノーのスポンサーであるムトゥア・マドリレーニャは、即座にチームへのスポンサーシップを解除することを決定した。
マドリッドを拠点にする保険会社であるムトゥア・マドリレーニャは、ルノーと350万ユーロ(約4億6,000万円)の契約を結んでいたと見られるが、2009年末にF1から撤退する意思をすでに表明していた。
スペインの『EFE』通信によると、21日(月)に行われた世界モータースポーツ評議会の公聴会を受け、ムトゥア・マドリレーニャはルノーへ書簡を送り、ルノーがF1のレギュレーションに違反したため、契約上のつながりはなくなったと通告したようだ。
ムトゥア・マドリレーニャは即座に契約を解除することを要請したようで、実際に24日(木)にルノーのガレージで確認されたR29には、ムトゥア・マドリレーニャのロゴが掲載されていなかった。