Q:ロメ、シンガポールでは短いレースになり、厳しい週末が残念な形で終わってしまいましたね。
ロメ・グロジャン(以下、グロジャン):僕のキャリアの中でも、一番厳しい週末だったと思うよ。サーキットを覚えなきゃいけなかったんだけど、簡単なことじゃなかった。しかも、フリー走行で問題が起きて、走行時間が限られてしまったからね。だから、自信を持って走ることができなかったんだ。そして予選ではブレーキにトラブル。レースに向けて解決できたと思ったんだけど、ブレーキの問題が再発したから、チームは僕をリタイアさせることにしたんだ。僕にとっては忘れたい週末だったし、今は日本を楽しみにするよ。
Q:鈴鹿もあなたにとっては新サーキットですね。何か印象はありますか?
グロジャン:まだ行ったことのないサーキットだけど、世界の中でも特別なサーキットだから、ずっと鈴鹿でレースをしたいと思っていた。テレビで何度も見ているから、レイアウトは知っているし、130Rのような高速コーナーを攻めるのが待ち遠しいよ。
Q:シーズン終了に向けて、どのように取り組んでいきますか?
グロジャン:これからは全部が僕にとって新しいサーキットだから、大きな挑戦になると思っている。何も問題のないレースを経験したことがないから、僕にも運が向いてくれることを願っているよ。トラブルなくレースを走ることができれば、僕もチームにポイントを持ち帰ることができると思う。コンストラクターズ選手権では重要なことだからね。