エイドリアン・スーティル
Q:次は日本GPです。レースを前にした心境をお聞かせください。
エイドリアン・スーティル(以下、スーティル):このレースは本当に楽しみだよ。2006年は日本に住んでいて、全日本F3を戦っていたから、トラックのことはよく知っているんだ。最高のドライバーズ・トラックだよ。覚えるのがとても難しいけど、うまく走れたときの喜びは大きいんだ。僕たちのクルマは、ミディアムからローダウンフォースのトラックで強さを見せてきたから、鈴鹿も僕たちには合っているはずだね。自信を持っているトラックだし、クルマにも自信がある。この2つの自信がいい結果につながると前向きに考えているよ。
Q:シンガポールでのパフォーマンスには失望されましたか?
スーティル:シンガポールでは厳しくなると思っていたけど、タイヤとうまく合うセットアップが見つけられなくて、予想以上に苦しんだ。予選も期待していたほどではなくて、それがレースに影響してしまった。かなりの燃料を搭載して、天候の変化やセーフティカーみたいなチャンスを待っていたんだけど、アルグエルスアリ(ハイメ・アルグエルスアリ/トロ・ロッソ)に前をふさがれてしまったんだ。彼はかなり遅くて、僕もイライラしていたんだと思う。彼を抜こうとしたんだ。ニック(ハイドフェルド)が巻き込まれてしまったことは、申し訳ないと思っているよ。