F1日本GPのみどころ。 ? F1復帰組 ?
再び戦うチャンスを得たリウッツィ
F1復帰組としては、ビタントニオ・リウッツィ（フォース・インディア）がシーズン終盤にF1へ復帰している。F1の世界は、いったん離れると戻るのが非常に困難。なぜなら、若くて勢いのあるドライバーが今か今かと空きシートを狙っているからだ。当然、高い給与で実力が知れているベテランよりも、勢いがあり可能性がある若者に託してみたい。しかし、ベテランの経験が評価される場合もある。いずれにしても、戻ってこれたのだから、全力で戦って欲しい。
21回目の晴れ舞台。鈴鹿サーキット
どのF1ドライバーも興奮気味に言う。「世界最高のドライバーズサーキットだ！」「子どもの頃からセナとプロストが戦っているのを観ていた。鈴鹿を走るのが夢のようだ」
1987年から2006年まで20年間F1開催を続けてきた鈴鹿サーキットが、再びF1日本GPの開催地として帰ってきた。サーキット版のF1復帰組と言えよう。2年間をかけて改修工事を実施し、新たに生まれ変わったピットビルは圧巻。富士スピードウェイがF1開催から撤退したため、2010年の日本GPは開催されないのではないかとの報道もされたが、今年8月に2010年も鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催されることを発表。F1の管理団体で有名なFOM（フォーミュラ・ワン・マネジメント）とは2011年までF1日本GPの開催契約を締結している。
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