カナダGPの主催者は、来年のレースを開催するかどうか、10日以内に決断する必要があるようだ。
ジル・ビルヌーブ・サーキットで開催予定のカナダGPは、2010年のカレンダーに復帰したものの、まだ暫定扱いになっている。また、カナダの『Sun Media(サン・メディア)』が報じるところでは、F1の最高権威バーニー・エクレストンは、交渉が行き詰まっていることに忍耐力を失っているとのこと。
「私が日本から帰る来週に、すべての質問に対する最終的な回答を得る必要がある」
「もしそれがなければ、モントリオールでのグランプリはない」とエクレストンは鈴鹿で語った。
人気が高く、重要な北米市場でのレースは、今年のカレンダーから消えていた。しかし、2010年の開催に向けては商業面の問題も解決し、政府の機関が介入したと見られている。
エクレストンは次のように明かた。
「まだ(合意を)結ぼうとしている」
「今では自信も大きなものではない。すべての回答を待ってきた。これ以上待つことはできない」