ジャン・トッドは3日(土)、フェルナンド・アロンソ(現ルノー)と2010年以降の契約を結んだフェラーリの決断を支持すると語った。
トッドはまだフェラーリにいた2年前、アロンソ獲得を検討することはないと語っていた。
トッドとアロンソの間の亀裂は、10年ほど前にその原因があると見られている。若かりしころのアロンソは、フラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)とキャリアを進めるため、フェラーリからのドライバー育成プログラムのオファーを断っていたと言われている。
「私はフェラーリを代表してここにいるわけではない」FIA会長選挙に立候補しているトッドは、カタルーニャ・ラリーを訪れた際に『Europa Press(ヨーロッパ・プレス)』へこのように語り、さらに続けた。
「私はすでにフェラーリを去っており、今はチームに何の関与もしていない。彼らは正しい決断を下したと思う。アロンソは最高のドライバーだからね。彼と、そしてマッサ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)の幸運を願っている」