F1チームは2010年シーズン、ホイールカバーをつけることを禁止することに同意したと、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌が報じている。
昨年初めてお目見えしたこのホイールカバーであるが、オーバーテイクすることがより難しくなるとして、2010年には禁止されるだろうと見られていた。
ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるサム・マイケルは7月に、研究によってカバーは、「後続のクルマへ、かなりの悪影響を与えること」を証明したと語っている。
しかしマイケルは、カバーの禁止が劇的に事態を解決することにはならないと警告している。
「そのようなものを3つか4つ見つける必要があるようなのだが、それによって違いが生まれてくるだろう」と語るマイケルは、次のように加えた。「正しい方向には向かっているが、ただもう少し必要だね」