ロメ・グロジャン(ルノー)が、ルノーでの将来は保証されていないと認めた。
ルノーは先週、2010年にフェラーリへ移籍するフェルナンド・アロンソに代わって、ロバート・クビサが加入することを発表した。しかし、クビサのチームメートが誰になるのか、まだ発表されていない。
グロジャンは、解雇されたネルソン・ピケJr.の後任として、ヨーロッパGPから参戦している。またグロジャンは、FIA(国際自動車連盟)から追放処分を受け、ルノーを離脱したフラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)にマネジメントを任せていた。
しかし、ピケJr.同様にグロジャンもF1で活躍することができていない。そのため、次戦ブラジルGPからルノーがグロジャンを交代させるのではないかともうわさされている。
ブカレストで行われたルノーのイベント『ロードショー』に参加したグロジャンは、『automarket.ro』とのインタビューで次のように語った。
「これだからメディアは!」
「そんな話は聞いたことないよ。単なるうわさに過ぎないね」
だがグロジャンは、2010年のシートが保証されていないことも認めている。
「ルノーとは話し合っているけど、この先にどんな状況になるのか見るために、彼らはシーズンが終わるまで待つんじゃないかな」