撤退の可能性が報じられたルノーだが、2010年の予算が認められ、チームは来季もF1に参戦するようだ。ルノーのマネジングディレクターであるジャン・フランソワ・コベが語っている。
トヨタのF1撤退発表に続き、ルノーがパリで役員会を開いたことで、ルノーがF1から撤退するとの憶測が広がっていた。
しかしコベは『L’Equipe(レキップ)』紙に対し、次のように語った。
「われわれはすでにドライバーらと契約しており、予算も承認され、世界選手権にも登録した。2010年シーズンはすでに始まっている」
コベはまた、ルノーのCEOであるカルロス・ゴーンが、2010年シーズンのチームに対し「いいレベルに戻ること」を期待すると語っていたことも明かした。
「2010年にチャンピオンにはならないだろうが、大きく向上できると思っている」とコベは加えた。