トヨタF1撤退、チーム首脳に厳しい意見
トヨタの元チーム関係者が、トヨタがF1撤退を決断したことについてジョン・ハウエット（TMG社長）を非難した。
「日本側は誤った人物を信用してしまった」2004年にチームを解雇された元研究部門責任者ノルベルト・クライヤーがこう語っている。
「なぜ彼らは、レースのことを何も理解していない官僚的な人物を選んでしまったんだ？」クライヤーはこのように続け、ハウエットを名指ししていた。
ハウエットはチームに加入する前、トヨタとレクサスのマーケティングを担当していた。
また、トヨタを離れ、アブダビのF1サーキット建設にかかわっていたリチャード・クレーガンも「特定の個人」の責任だと非難している。
「あのレベルのモーターレースで活動するには、すでに確立されている公式のようなものがある。それを無視するのなら、危険を覚悟しなければならない」
「チームの歩んでいる方向性が誤っていることに気付くのが遅すぎたんだ。だが、この業界をよく知っているものから見れば、非常に明らかなことだった」クレーガンは『The Guardian（ガーディアン）』紙へこう語った。
【関連記事】
2009年 F1 ニュース一覧 
- ・シューマッハ、復帰1年目でタイトルの可能性は？
- ・ロス・ブラウン、バトンより上位の勲章を受勲
- ・ザウバー、来週に可夢偉のチームメートを発表
- ・ピケJr.やラルフ・シューマッハの復帰説に否定的な意見
- ・マッサ、2010年のF1復帰に向け順調に回復
- ・2010年F1、ポールポジションとファステストラップにもポイントか
- ・カンポス、ピケJr.加入の可能性を完全否定
- ・ステファンGP、2010年型車は「S-01」
- ・トロ・ロッソ、ラルフ・シューマッハ起用を否定
- ・ロス・ブラウンも受勲へ
- ・フェラーリ、シューマッハの決断を擁護
- ・ピケJr.復帰のニュースはジョーク記事
- ・ステファンGP、F1テストのビジネス化を狙う
- ・アンディ・ソウセック、ウィリアムズのテストドライバーの可能性も
- ・オーストラリアGP、タイトルスポンサーを獲得できず
- ・アルグエルスアリ、年明けの残留発表を期待
- ・ラルフ・シューマッハ、トロ・ロッソ加入の可能性を否定せず
- ・シューマッハは3台目のフェラーリに乗るはずだった
- ・フランク・モンタニー、2010年F1復帰を断念？
- ・ピケJr.、カンポスのシートを獲得か
