モズレー、ブリアトーレは「有罪だと十分に認識していた」

2009年12月14日(月)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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前FIA(国際自動車連盟)会長のマックス・モズレーが、FIAを訴えたフラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)を非難した。

ブリアトーレは、故意にクラッシュすることを指示したとされる“クラッシュゲート”事件をめぐり、FIA管轄のモータースポーツから追放されている。

これに対しブリアトーレは、モズレーが個人的な報復を行っているとしてフランスの法廷へ追放処分の撤回を求め、さらに100万ユーロ(約1億3,000万円)の損害賠償も請求した。

「彼は適切な審理が行われなかったと主張しているが、彼は審理に姿を見せず、控訴する権利を放棄していた」とモズレーは『Sunday Telegraph(サンデー・テレグラフ)』紙へ寄稿した。

さらにモズレーは、「実際には、自分が有罪だと彼は十分に認識していた」と加え、問題となった2008年シンガポールGPでのクラッシュを「卑劣な不正行為」と表現している。

ブリアトーレが起こした訴訟についてモズレーは、「周囲の注意をそらすため」だとして、次のように語った。

「アメリカ軍の戦車が間近に迫っているとき、サダム・フセインの広報担当が世界に向け、アメリカ軍は完全撤退したと言っていたことが思い出される」

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