ロメ・グロジャン(ルノー)は来年もルノーからF1に出場することをあきらめていないようだ。
パフォーマンス不足によってシーズン途中で解雇されたネルソン・ピケJr.に代わり、ルノーからデビューしたグロジャンだが、ピケJr.同様にいいパフォーマンスを発揮することはできなかった。
所属するルノーはF1撤退もうわさされていたが、大部分のチーム株式をジェニイへ売却することで、チームの参戦継続は確実となった。
グロジャンは『L’Equipe(レキップ)』紙に対し、自身の将来もすぐに明らかになることを望んでいると語っている。
「ルノーの新しいパートナーが明らかになったし、ブランドが今後も残ることになった。2009年は彼らと一緒に働いてきたから、僕が失望するような結論を彼らが出さないと信じているよ」
「フェルナンド・アロンソ(ルノー)のチームメートとして7戦を走ったことで、去年はかなり経験を積むことができた」
「優勝することはできなかったけど、僕にとっては、フェルナンドが去年のドライバー・オブ・ザ・イヤーだったよ」
「彼にコンマ3秒の差をつけられたけど、彼と比べた自分のパフォーマンスが不足していたとは思わない。将来に向けて、大きな自信になったよ」とグロジャンは話している。
ルノー同様に、2010年に向けては、ザウバー、トロ・ロッソ、メルセデスGP、カンポス、USF1にまだドライバーが発表されていないシートがある。