秋の大型連休シルバーウィーク中に、レッドブルが大阪城、そして埼玉のイオンレイクタウンでデモランを開催した。
どちらも、3万人から4万人以上もの人を集め、大盛況のうちに終了している。
F1を“感じる”ことができた素晴らしいイベントだったので、当日、観に行ったという人も多くいるのではないだろうか。
現地で取材していると、多くのファンから「やっぱり鈴鹿行きたくなっちゃった」という声が多かった。
今年は意外と、まだチケットを買ってない人もいるようだ。
以前、佐藤琢磨が鈴鹿で走ることが突然発表された時、鈴鹿はすごい人で溢れていた。あの時もチケットを買いたくても買えなかったという人もかなりいたようだ。
先週時点では、旅行代理店のH.I.S.によると、若干数ではあるがまだ人気の「ピット前」と「2コーナー~S字」に空きがあるとのこと。
東京、名古屋、大阪からバスで往復してくれる格安バスツアーもあれば、こちらも格安ホテルプランもあった。これで利益が出るのかというくらい安かったので、H.I.S.ならではのベンチャー魂を感じたくらいだ。
また、意外だったのがチケットだけでも買えるということ。しかも、コンビニで印刷されるチケットではなく、すべてあのオフィシャルでカッコいいチケットだ。
今年で21回目の鈴鹿F1日本GPは、日本人初のF1フル参戦ドライバー中嶋悟、日本人初の3位表彰台鈴鹿で達成した鈴木亜久里、中野信治、山本左近らが各種イベントに参加予定となっているが、佐藤琢磨もゲストとして3日間もイベントに参加することが決まり、ファンは見逃すことのできない日本GPになりそうだ。