2010年には、ミハエル・シューマッハだけではなく、弟のラルフ・シューマッハも復帰する可能性があった。
来月には41歳になるミハエルは、メルセデスGPから現役復帰することを先週に発表していたが、弟のラルフはこう語っている。
「正直に言って、僕も全然ためらわなかったよ」
F1で6勝を記録したラルフは、2007年にトヨタのシートを失い、現在はメルセデスからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦している。
『Bild(ビルト)』紙では、次のように語るラルフのある友人のコメントが掲載されている。
「ラルフは、(2010年にF1へ復帰する)具体的なオファーを受けていたが、それは彼が望んでいたような挑戦ではなかった」
『Bild(ビルト)』紙によると、新チームであるロータス、ヴァージン、カンポス、USF1いずれかからのオファーであったようだ。
ラルフ本人は「メルセデスから参戦しているDTMでうまくいっているけど、F1でもすぐにスピードを取り戻せるよ」と語っている。
『Bild(ビルト)』紙はさらに、ルノーとトロ・ロッソが2010年にラルフと契約することをチーム内で話し合っているという。