グロジャン、「ピケ・コーナー」でクラッシュの皮肉

2009年09月25日(金)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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ロメ・グロジャン(ルノー)が、シンガポールGP1回目のフリー走行セッション中にクラッシュを喫し、クラッシュゲート事件でFIA(国際自動車連盟)からペナルティーを科せられ、スポンサーに去られたルノーが踏み出した新たな第一歩は、無残にも皮肉たっぷりのものとなった。

ネルソン・ピケJr.(元ルノー)が故意にクラッシュしてから1年後、ルノーの2台目をドライブしていたドライバーが再び、パドックでは「ピケ・コーナー」とも呼ばれ、多くの人が後の語り草のために訪れるターン17出口でクラッシュした。

今回、グロジャンの事故は故意によるものではなく、単に極端にグリップの低い路面に起因するものであったが、グロジャンは損傷したマシンから降りるほかなかった。このコーナーには、いまだにクレーンが設置されていないため、再開は大幅に遅れてしまった。

もう1台のR29をドライブするフェルナンド・アロンソ(ルノー)は90分のセッションで4番手。1、2番手はブラウンGPの2台で、アロンソの前後はレッドブルの2台がつけている。

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