ブラジルGP後の過ごし方
中嶋一貴(以下、中嶋):10月の初めには母国でのレース、日本GPがあったので、10月はほとんどを日本で過ごしました。ブラジルへは東京から直接向かったので、ブラジルGPが終わってからようやく、1ヶ月ぶりにオックスフォードの自宅へ帰れました。かなり忙しい旅になったので、家に帰れてよかったです。1週間ほどは静かに過ごして、友人と連絡を取ったり、ファクトリーでエンジニアと会ったりしていました。
アブダビと新設のヤス・マリーナ・サーキットについて
中嶋:新しいサーキットへ行くのは、ほんとうに楽しみです。主催者は、トラックと施設の開発をとてもよく考えていたようですね。かなり印象的ですし、シーズンを終えるのに完ぺきな場所です。
技術的な面から見たアブダビ
中嶋:まだサーキットを走ったことがないので、正確に分析することは難しいですが、シミュレーターでの作業でとても貴重なデータを得ることができました。長いストレート(高い最高速が要求される)と、ストリート・サーキットのような低速コーナーに対応するため、ミディアムからハイダウンフォースのセッティングになりそうです。いいバランスにするためのグリップを得ることと、砂に対応することも重要になります。ホテルの下を走ることも特徴の1つですね。早く走ってみたいです。
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