アブダビGP欠場が発表されたティモ・グロック(トヨタ)だが、ヤス・マリーナ・サーキットで最終戦が開催されるアブダビには向かうようだ。
脚と脊椎(せきつい)を負傷したグロックに代わり、アブダビでもリザーブドライバーの小林可夢偉が出場することになっている。
だがグロックにとって今週末のレースよりも大切になるのは、2010年の所属チーム候補との、トラック外での交渉だろう。
グロックのマネジャーであるハンス・ベルント・カンプスは27日(火)、2週間以内に契約をまとめられる可能性があると『SID』通信に語っていた。
グロックの移籍先として有力視されているのはルノー。BMWザウバーから移籍してくるロバート・クビサのチームメートになることが濃厚だと言われている。だが、ルノーのほかにも、マノーやザウバーチームも2010年へ向けた選択肢になっているようだ。
「候補のチームは5つあり、3チームとは真剣に話し合っている」カンプスはこのように語っている。