F1撤退を正式に発表したトヨタだが、ドライバーへの支援を継続していく意志を表明した。
トヨタは4日(水)に今季限りでのF1撤退を発表したが、トヨタが進めているTDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)は2人のF1ドライバーを輩出している。
2007年のブラジルGPでは中嶋一貴(ウィリアムズ)がF1デビューを果たし、2009年のブラジルGPとアブダビGPには小林可夢偉がトヨタから出場していた。
しかし、ウィリアムズが発表した来季のレースドライバーに中嶋の名はなく、可夢偉が所属しているトヨタはF1から撤退することとなった。
F1撤退を発表した会見の中でトヨタの山科忠チーム代表は、縮小しながらもTDPを継続させると語っている。
そして中嶋と可夢偉について「ここまで育てた2人ですので」と語ったところで、涙がこみ上げ、言葉に詰まってしまった。
しかし、「できればどこかのチームに乗せたいと思っています」と力強く語り、2人のF1残留に向けて支援していく意志を明らかにした。
会見の詳細については、後ほど携帯サイトに掲載いたします。