トヨタ、F1カーファイナルラン

2009年11月23日(月)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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11月22日(日)、富士スピードウェイでトヨタの恒例ファンイベント“Toyota MotorSports Festival”が開催された。

天気予報ではくもりのち雨。午前中に小雨が降り、一時路面はウェットコンディションとなった。午後になると雨があがり時折日差しが差し込み青空も見える状況まで天候が回復。肌寒い天候の中、サーキットには朝早くからたくさんのファンがつめかけた。

今回のイベントには豊田章男トヨタ自動車社長が急きょ姿を現し、F1を撤退したことを改めて謝罪した。また、5年以上在籍しチームに初のポールポジションと初表彰台をもたらしたヤルノ・トゥルーリやTDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)の小林可夢偉、中嶋一貴が参加。SUPER GTでは300、500クラスともに今季タイトルを獲得したドライバーら、トヨタ系選手が勢ぞろいした。

午前中に行われたトヨタF1カー・スペシャルランでは、少し水しぶきがあがる中、小林可夢偉がTF109を中嶋一貴がTF108のステアリングを握り、コースを5周走った。

また、車に乗ったまま玉入れ競争などを行う障害物競走やトヨタ・クラス対抗スペシャルリレー、ドリフトエクストリームなど、観客を楽しませるイベントやドライバーが運転してサーキットを回るサーキットタクシー、カート体験、大きいタイヤに小さいタイヤを入れるタイヤ投げゲームなど実際に参加できるイベントなど盛りだくさんの企画で多くのファンを楽しませていた。

トヨタのF1カーが走るのは今回で見納め、最後の雄姿を見ようとグランドスタンドには多くの観客が集まった。まずは小林可夢偉がステアリングを握るTF109の姿が。一度ピットに戻ると、入れ替わりにTF108をヤルノ・トゥルーリが走らせた。再び可夢偉がコースに現れ2台そろってスタートを切り、本当に最後となるファイナルランが始まった。ランデブー走行で周回を重ねる両ドライバー。途中、可夢偉は1コーナーでコースオフを喫するが、無事にコースへ復帰した。チェッカーが用意されると、スタンドからは大きな拍手が沸き起こった。2台そろってドーナツターンを披露し、トヨタF1カー・ファイナルランは惜しまれつつ終了した。

最後のあいさつとなるファイナルでは、可夢偉が「寒い中きてくれてありがとうございます。来年もTMSFがあることを願っています。がんばりますので、応援よろしくお願いします」とファンへ感謝の気持ちを伝えた。トゥルーリは「今日は寒い中最後まで残ってくれてありがとう。日本のチーム、トヨタのチームに在籍できたことは本当に幸せを感じている。これから先も応援をよろしくお願いします」と語った。

TF108でトヨタのクルーが粋な計らいを見せた。エンジン音でNessun Dorma(誰も寝てはならぬ)を披露。薄暗くなった富士スピードウェイの空に、甲高くF1エンジン音が鳴り響いた。

さらに一貴、可夢偉、ヤルノコールが沸き起こり、ファンの協力のもとプラカードを掲げ、日の丸とイタリア国旗が浮かび上がった。

今回のイベント入場者数2万8000人(公式発表)。

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