メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグ(競技責任者)は、ミハエル・シューマッハがF1に復帰するという可能性を否定しなかった。
来年の1月には41歳になるシューマッハだが、2010年にニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)とともにメルセデスGPへ加入し、ドイツ人コンビを結成するとのうわさが根強い。また、ハウグも「驚くことになるかもしれない」と語っていた。
「あなたたちや読者は、われわれの決定を歓迎するだろう」と『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』紙へ語るハウグ。
シューマッハのうわさについて質問されると、ハウグは次のように加えた。
「このスポーツに憶測はつきものだ。特に空席になっているコックピットがあるときにはね」
「それに夢もある。いいことだ。だが、その夢の実現は、また別の話になる」
読者たちはオール・ドイツのスーパーチーム結成を期待していると『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』に指摘されたハウグは、このように答えた。
「あなたは私より詳しいみたいだね。申し訳ないが、私はそう思わない」
さらに、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)とメルセデスGPのシートをめぐるうわさについて、ハウグはこのように話している。
「話をしているドライバー全員と、守秘義務に合意している」