カドバックによるザウバーチーム買収が危機的な状況にあると報じられていたが、アメリカの投資家によってチームが救済される可能性もあるようだ。『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌が報じている。
カドバックによる買収は、詐欺で有罪判決を受けているラッセル・キングが発案した者であり、資金も不足していることが今週に報じられていた。
トヨタがF1からの撤退を発表したことで、2010年のF1グリッドに1チーム分の空席ができ、ザウバーチームがこれを埋めるとみられていた。
しかし、カドバックの買収が失敗しているとすれば、FIA(国際自動車連盟)が13番目のチームを発表していないことにも説明がつく。
だが『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、アメリカの投資家がザウバーチームを救済する可能性があると報じている。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は投資家の名を明かしていないが、「よく知られた」存在であり、F1の最高権威であるバーニー・エクレストンも歓迎するだろうと報じた。
エクレストンはアメリカをF1カレンダーに復帰させることを希望している。