ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)の広報担当が、バリチェロとウィリアムズがすでに2010年の契約を結んだとする憶測を否定した。
37歳のバリチェロは、最年長の現役F1ドライバーであるだけではなく、F1史上で最多の出走記録を更新中だ。また、2009年のタイトルを争っているバリチェロだが、最終戦のアブダビGP後にブラウンGPを離脱するとの見方が強い。
ウィリアムズを離脱すると見られているニコ・ロズベルグと交代する形でウィリアムズへ移籍する契約は、あと署名を残すのみだとの報道もある。しかし『Folha de S.Paulo(フォーリャ・ジ・サンパウロ)』紙に対しバリチェロの広報担当は、この報道を「単なるうわさ」と語っていた。
「この件に関して話すことはない。2010年シーズンについては、今の段階では決定していない」と広報担当は加えている。
しかしバリチェロが、ウィリアムズやブラウンGPのほかにも「複数のチーム」と交渉しているとの報道もある。