シルバーストンの関係者によると、イギリスGPの開催契約締結が近づいているようだ。
F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは、契約締結の期限を12月9日(水)に設定し、失敗に終わったドニントン・パークでの計画が復活する余地も残していた。
しかし、シルバーストンのマネジングディレクターであるリチャード・フィリップスは『BBC Radio Northampton(BBCラジオ・ノーザンプトン)』に対し、シルバーストンでイギリスGPを開催する契約の締結が近いと語った。
「大きな妨げになるものがあるとは思わない。契約の最終的な詳細を確認している段階だ」
「来年はシルバーストンでの開催になると確信している」とフィリップスは語っている。
契約が遅れていることについてフィリップスは、長期的で「ハイレベル」な合意を結ぶときには、慎重に進める必要があると説明した。
「確認すべき詳細なことがたくさんある。もしミスをすれば、長い間後悔することになる」
「すぐにハイレベルな合意を結ぶことはできるが、細かいところに悪魔が潜んでいる。かなり近いところまで来ているよ」
「10年以上の契約を希望している。最低でも10年だ」フィリップスはこのように加え、2011年のレースまでには新しいピットとパドックの施設が使えるようになると示唆していた。