セバスチャン・ブエミは、初めて戦うイタリアGPを13位で終えた。ギアボックスのトラブルに見舞われたハイメ・アルグエルスアリは19周走行した後にリタイアを強いられた。
セバスチャン・ブエミ(STR4-03):リタイア
(ピットウォールからの情報によると、ブエミはセーフティカーに続いてピットレーンに入ってきたため、チェッカーフラッグを受けなかった。それにより、リタイア扱いとなっている)
「後方からのスタートだと、レースは絶対に簡単じゃない。だけど、僕のラップタイムは良かったし、特に第2スティントでは一貫していたと思うから、それなりにハッピーだよ。今度はもう少し低速で、より技術的なサーキットに行く。もっとダウンフォースが多くなるんだ。僕たちにうまく働くかどうか見てみようと思う。最近、すごく進歩しているチームもあるから、何とかギャップを縮められるかどうか確認しないといけないね」
ハイメ・アルグエルスアリ(STR4-02):20周目にリタイア
「ピットからのスタートになったから、少なくとも1周目の混乱から逃れることができた。僕のレースはまあまあで、ブエミの後ろまで追い上げていたんだ。だけど、ギアボックスのトラブルが発生してリタイアに追い込まれちゃったよ。初日もトラブルがあったし、週末の始まりが悪いと、大体終わりも悪いんだよね。完走できなかったのはすごく残念だ。僕にとっては、できるだけクルマに乗っての経験を積むことがとても大事だからね」
フランツ・トスト
「ブエミにとって、このレースはいい教訓になったよ。レースを完走できて、ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)にもオーバーテイクを仕かけることができた。特に第2スティントでオプションタイヤ(ソフト側)を履いたときが良かったね。アルグエルスアリはギアボックスの故障が起きたために、リタイアを指示したんだ。今週末の明るい面を見ると、2人のドライバーが学び、前進できたことだね」