カナダとドイツは2010年のF1開催が確定していないが、ベルギーGPの将来も危うくなってきた。
カナダは、いまだにフォーミュラ・ワン・マネジメントとの契約が合意に達していない。また、ホッケンハイムは年間数百万ユーロの損失を負担するつもりはないと発表しており、現在も交渉が続いている状態だ。
ベルギーは来季のカレンダーに掲載されているものの、現地の行政当局がスパ・フランコルシャンの営業免許を停止したことが、23日(水)に明らかとなった
ベルギーの『Le Soir(ル・ソワール)』紙によると、地元住民が騒音に対する苦情を申し立てたことから、営業免許が2026年まで停止されたとのことだ。
当局はスパに対し、環境への影響を調査するように命じていたと見られているが、当局はその調査を「著しく不適切で不完全」と非難した。
スパの責任者であるピエール・アラン・ティボーは、「サーキットの存続そのものが問われるかもしれない」と語り、事態の解決を目指すことを誓った。