フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は23日(水)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)の2010年のチームメートが、まだ決定していないことを初めて認めた。
マッサとキミ・ライコネン(フェラーリ)はともに、来年の契約を結んでいる。しかし、ライコネンはフェラーリを離脱し、フェルナンド・アロンソ(ルノー)のためにシートを空席にするとの憶測が消えることはない。
マッサ自身、そしてマッサが負った頭部のケガについてモンテゼモーロは、次のように語っている。
「彼が回復したら、われわれは彼を乗せる。彼は、次のチャンスを与えられるべきだ」
「もう1つ(のシート)については、最良の選択を検討しているところだが、時間はまだある」
『Tuttosport(トゥットスポルト)』紙によるとモンテゼモーロは、空軍の科学研究施設のオープニングで「数週間のうちに決定することになる」と話していたようだ。
さらにモンテゼモーロは、フェラーリが2010年に復活し、タイトル獲得に挑戦するとして、ジョークを交えながらこのように続けていた。
「レギュレーションが明確ではなかったので、2年ほど休暇を取っていた。来年は、力強い姿を取り戻す。だが、今年もまだ終わったわけではない」