この日の日本GPでフェルナンド・アロンソは10位になり、チームメートのロメ・グロジャンは16位完走を果たした。
フェルナンド・アロンソ(R29-04):10位
「クルマに競争力があって、僕も全力でプッシュしたのにポイントを獲ることができなかったので、僕のレースは予選終了後に決まってしまったんだね。残りの2戦に集中して予選で良い結果を出せるようにしなくてはいけない。そうなればたくさんポイントをとれるだろうし、良い形でシーズンを終えることができるからね」
ロメ・グロジャン(R29-03):16位
「全体的に厳しい午後だった。燃料をたくさん積んだクルマがすごく重くて、ひどいアンダーステアになったのでドライブしづらかった。この週末、鈴鹿サーキットでまた新しい経験を積むことができたけれど、問題なくレースを終えることに全力を尽くした。次のブラジルでの戦いを楽しみにしているよ
ジャン・フランソワ・コベ(マネジングディレクター)
「ルノーエンジンの競争力を見せ付け、またも勝利を挙げたレッドブルを祝いたい。表彰台に上ったシンガポールGPのあと、期待を持って望んだ週末だったが残念ながらルノーF1チームにとっては期待通りにいかなかった。2台ともグリッドの後方からスタートし、作戦もよくアロンソはとても素晴らしい走りを見せて6つ順位をばん回したが、ポイント圏内に入ることはかなわなかった。この流れを次の2戦につなげたい」
ボブ・ベル(チーム代表)
「残念なレースだったと言うのは簡単だが、予選の残念な結果がそのままレースを決定付けてしまったと言えるだろう。アロンソは素晴らしい仕事をして6つ順位を上げたが、彼が予選でのペナルティを受けずに10番グリッド以内でレースをスタートできればもっと違うレースになっただろう。グロジャンは充実したレースで無事に完走を果たした。スタート位置を考えればこれ以上の結果は望めなかっただろう。あまり良い週末とはならなかったが、良い面もあった。チームが一丸となって取り組み、上昇気流に乗っている。前向きな気持ちのままブラジルを楽しみにしよう」
レミ・タフィン(エンジンオペレーション責任者)
「われわれにとって鈴鹿の復帰レースは成功とはならなかった。速さはあったが、いい結果を持ち帰るにはグリッド位置が良くなかった。このレースには新しいエンジンを投入し、このエンジンは問題なくレースを終えてくれた。ブラジルでも新しいエンジンを使用すると思うが、まだ決定していない」