中嶋ファミリー、そろってトークショーに参加

2009年10月10日(土)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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10日(土)、東京・お台場の特設会場で、「モータースポーツジャパン2009」が行われた。同イベントは今年で4回目となる。

モータースポーツジャパン・スペシャルトークショーに、中嶋悟監督、中嶋一貴(ウィリアムズ)、中嶋大祐(イギリスF3参戦)の中嶋一家が登場した。中嶋ファミリーが一緒にトークショーを行うのは、今回が初めて。

中嶋監督が率いるフォーミュラ・ニッポンのチームは、今年タイトルを獲得。海外で活躍する一貴と大祐は、いつもフォーミュラ・ニッポンの結果は気にしてみていることを明かした。

また、中嶋監督がF1ドライバーだったころの話になると、引退レースとなったオーストラリアGPを見に行った記憶があると一貴は語ったが、弟の大祐はほとんど覚えていないという。しかし、「1991年の鈴鹿でのレースで、ピットレーンを走る父親のクルマを見た記憶だけはある。2歳だったのですが」と大祐が語ると、一貴は「あとでビデオとかで見たんじゃないかな」とつっこみ、会場からは笑い声があがった。

一貴や大祐がカート時代のころやフォーミュラ・カーを乗り始めたころは、中嶋監督が息子たちにアドバイスをしていたが、今は助言はしていないという。また、中嶋監督は息子たちが活躍するレースに足を運んでおらず、今年F1を観戦したのは先日の日本GPが初めてだった。「大祐は予選がいいと電話をしてくる。上の一貴は(結果が)良かろうが悪かろうが、電話はしてこない」と明かす中嶋監督は、ときどきアドバイスをしたくなるときもあるようだ。

3人で一緒にすることは、ゴルフとお正月にドライブすることだと、一家のプライベートなことも語った。

父親が元F1ドライバー、兄が現在F1ドライバーでプレッシャーがかかるのでないか、F1を目指さないのかなどと質問された大祐は、「よく言われます。F1ドライバーになるには、実力も結果も大事ですが、状況や運もいると思います。プレッシャーは感じておらず、恵まれた環境でのびのびやらせてもらっています」と語った。

先日のF1日本GPについて聞かれた一貴は「たくさんの人に来てもらいました。結果は残念だったのですが。自分にとってもいい経験になりましたし、悔しい思いもしましたが、それを今後に活かして前向きに頑張っていきたいと思います」と語った。

最後に中嶋監督は「これからもふたりが置かれた場所で、ベストを尽くして戦ってくれればと思います」と親として、息子を心配する親心をのぞかせていた。

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