ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)は、2010年もトヨタに残留できることを願って待つように言われていると語った。
トヨタのジョン・ハウエット(TMG社長)は、トゥルーリが今季限りで離脱するとたびたび語ってきた。
しかし、トヨタの山科忠チーム代表はハウエットとは違う態度を示しているとトゥルーリは話している。
「僕に言えるのは、山科さんが将来の決断を11月中ごろまで待って欲しいと言ってきた時、僕がそれを約束したってことだけだよ」とトゥルーリ。
11月10日(火)に東京でトヨタの役員会が行われ、2010年のF1予算承認について話し合われるといわれている。
「彼は僕の残留を望んでいるみたいだし、それを尊重するよ」こう語るトゥルーリだが、2010年の新チームであるロータスへの移籍もうわさされている。
しかしトゥルーリは、ジョーダン(現フォース・インディア)、ルノー、そしてトヨタでともに働いたマイク・ガスコインがテクニカルディレクターを務めるロータスへの移籍を認めていないが、次のように加えた。
「トヨタに残るのか分からないから、いろいろな選択肢がある」
トゥルーリ批判を繰り返しているハウエットは17日(土)、トゥルーリは完全にウェットになっているコンディションでは速いが、コンディションが変化するときに速さを見せられないと語っていた。このような批判に対しトゥルーリは、こう語っている。
「他人の発言にはコメントできない」