ウィリアムズは2010年シーズン、14チームがグリッドにつくという展開に抗議している唯一のチームではないという。
BMWザウバーの新オーナーであるクァドバクは来年、ピットレーンにつく保証を得ていない。その理由はウィリアムズだけではなく、新規チームのカンポスも反対していることであると信じられていた。
しかしマリオ・タイセン(BMWモータースポーツディレクター)は最近、ウィリアムズが唯一の反対チームであり、彼はかつての同僚の立場を“理解していない”と加えている。
それでも、フランク・ウィリアムズ(チーム代表/ウィリアムズ)とウィリアムズを共同で運営しているパトリック・ヘッド(エンジニアリング責任者)は次のように述べている。「われわれが理解していることから考えると、少なくともわれわれに対してまさに同じ見解を持っていると宣言しているチーム代表は半数はいる」
「彼らはみんなこう言っているよ。“よくやったよ、フランク。われわれが思っていることを言ってくれたし、そうした行為はいいことだ”。われわれは唯一の(反対している)チームだということは本当じゃないよ」
ウィリアムズは最近、彼の目標はザウバーの素性の分からない買収者にあり、さらにF1の商業的な収入への配分のような財政上の懸念もあるという。
しかしヘッドは、潜在的に28台ものマシンが並ぶことが大きな問題であると語っている。
ヘッドは「私は新規チームのいくつかは来年のオーストラリアで芝生の上にピットを配置するよう求められたと理解している」と明かし、次のように続けた。
「ザウバーに対しては何もないし、ペーター・ザウバーに対してもBMWに対しても何もないよ」
「14番目のチームがどこになるかが問題ではない。適切ではないと感じているだけだ」