ジャン・トッドは、F1カレンダー復帰を目指すフランスを支援すると語った。
最近のフランスGPを開催していたマニ-クールは2009年、「経済的な理由」からレースを開催しなかった。その後、代替地での開催が模索されているが、いまだに成功には至っていない。
フランスのモーターレース連盟会長ニコラ・デショーは8月に、もしトッドがFIA(国際自動車連盟)会長に選出されれば、グランプリ開催へ向けた「努力がしやすくなる可能性もある」と語っていた。
先週末にトッドが新FIA会長に選出され、デショーは新しい世界モータースポーツ評議会のメンバーに指名された。
トッドは『AFP』通信とのインタビューの際、フランスGPの問題がすでに「フランス・モータースポーツ連盟(FFSA)の友人との話し合いの中で」話題になっていると語った。
トッドはまた、政府関係者との話し合いも行われると語り、「フランスにグランプリが戻ってくることを願っている」と加えた。
F1のカレンダーを決定しているバーニー・エクレストンは最近、現状ではフランスGPを復活させることは難しいと『Le Parisien(パリジャン)』紙に語っていた。
「彼らに契約書を送ったが、送り返されてこなかった」とエクレストンは語り、パリかポール・リカール、もしくはほかの開催地が候補になるが、開催時期は早くても2013年になるだろうとしている。
「カレンダーで空いているスペースを見つけるのは難しくなっていくので、残念だよ。時間がないので、彼らはすぐに行動する必要がある」とエクレストンは加えた。