チェコのレーシングチームオーナーが、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)をプラハで開催するため、交渉を行っているようだ。
『Autoweek(オートウィーク)』紙の報道によると、ルマンやA1GP、DTMのチームにかかわってきたトニ・チャロウズが、チェコでのF1開催を希望しているという。
「F1が目標だ。DTMでいいショーを見せることができれば、次はグランプリ開催も可能になるかもしれない。だが、まだ何も決まっていない」とチャロウズは語った。
F1サーキットのデザイナーとして知られるヘルマン・ティルケはすでに、1億6,600万ドル(約150億円)もの一部が常設になる施設の概案を出している。この施設は、プラハ近郊が建設予定地になっているようだ。
2012年の初開催を目指しているチャロウズは、計画のプロセスが「90%完了」していると語った。