これからの数日間のモナコは、モータースポーツ関連で忙しくなり、F1にとって重要な数日間になる。
モータースポーツ界の主要人物がモータースポーツ・ビジネス・フォーラムに参加するため、9日(水)からモナコに集まっている。
このフォーラムは、2010年からマレーシア資本でF1に参戦するロータスのチーム代表、トニー・フェルナンデスのスピーチで始まる予定だ。
またフェルナンデスは、以前の発言とは異なり、シーズン開幕後もチーム代表にとどまることを決意したとの報道を認めるとみられている。
ほかにも、間もなくヴァージン・レーシング(マノー)のチーム代表として発表されるとみられるアレックス・タイや、ルノーのF1チームを買収する候補者とされているジェラール・ロペスなども壇上に登場する予定だ。
さらに、復活したF1委員会の会議も9日に予定されており、11日(金)にモンテカルロで予定されている世界モータースポーツ評議会を前にして、2010年へ向けたルール変更が満場一致で合意される可能性がある。
世界モータースポーツ評議会では、2010年の最終的なレースカレンダーが発表される可能性もある。
そして11日の遅くには、F1関連のさまざまな非公式会合や、FIA(国際自動車連盟)の表彰式も予定されている。