ネルソン・ピケJr.は将来の所属先候補として、フォース・インディアの名を挙げた。
ピケJr.は2009年シーズン中にルノーを解雇され、その後は故意にクラッシュしたとするクラッシュゲート事件の中心にいた。しかし、ピケJr.はFIA(国際自動車連盟)と告発者として取引したため、何の処罰も受けていない。
また、ピケJr.の父親であるネルソン・ピケが、ピケJr.の2010年のシートを確保するため、投資することを希望しているとの報道もある。
しかしピケJr.はアメリカにも目を向けており、最近にはNASCARのトラック・レースのテストに参加し、先週末にフェニックスで行われたレースにも姿を見せていた。
「今はフォース・インディアと近くなっているけど、NASCARにはかなり興味があるよ。どうなるか、まだ分からないね」
「アメリカでどういう仕組みになっているのか知る前に決断を下したくない。だからこそ、ドライバーやチームのオーナーと会うために来たんだよ」ピケJr.は『globo.com』へこのように語った。
NASCARとF1は比べ物にならないと認めるピケJr.だが、NASCAR参戦も否定してない。
「F1のほうが技術も進んでいて、世界最高なのは間違いないよ。でも、もし自分が楽しめるのなら、それがカートでのレースでも構わない」
「競争することが大切なんだよ」とピケJr.は加えた。