F1参戦をあきらめていないローラ

2009年11月19日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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2010年のF1参戦が認められなかったNテクノロジーはFIA(国際自動車連盟)を相手取って訴訟を起こしていたが、同じく参戦を認められなかったローラはこの訴訟を支持していなかったようだ。

Nテクノロジーは最近、FIAのチーム選考手順をめぐる訴訟で敗訴していた。このチーム選考では、FIAが各チームに対し、コスワースと契約するよう不当に圧力をかけていたと言われている。

「ローラもこの訴訟に加わるように誘われたが、断った」ローラのマーティン・ビレーン会長はこのように語った。

ビレーンは、ローラがコスワースと2010年の契約を結び、前金も支払っていたことを認めた。しかし、FIAが不当に圧力をかけたとの憶測は否定している。

「真剣に参戦を検討していたほかのチーム同様、ローラもFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)に加盟している自動車メーカーから供給を受けることを検討した」

「だが、可能なメーカーはなかったというのが事実だ」

「コスワースは供給が可能だったので、よろこんで契約を結び、そして前金を支払った。外部からの助言もあったが、圧力というようなものではなかった」とビレーンは語った。

またビレーンは、ローラが2010年型車の設計を売却しようとしているとのうわさを否定した。

「現状ではそういったことを考えていない。ローラF1にもチャンスがめぐってくると信じているためだ」ビレーンはこう語っている。

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