メルセデスGP、大口スポンサー候補を失う?

2009年12月15日(火)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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メルセデスGPにとって、大口のスポンサーになるはずだった契約が、問題により実現しなくなりそうだ。

ドイツの経済紙『Handelsblatt(ハンデルスブラット)』は今年、メルセデスGPの前身であるブラウンGPの首脳陣が、ヘンケルとの9,000万ユーロ(約116億7,000万円)の3年契約に合意したと報じていた。

ヘンケルは接着剤などを販売している企業で、以前はマクラーレンのスポンサーになっていた。

ヘンケルの元スポンサーシップ責任者は、退職する前にブラウンGPとの契約に署名した。しかしカスパー・ローステッドCEOは、自身も役員会もこれを承認していないとして、契約の履行を拒否している。

問題となっている従業員は、請求書を偽造して債権回収業者へ4,500万ユーロ(約58億円)で売ったとして、横領と詐欺で捜査の対象となっている。

報道によると、横領したとされている金額のうち1,100万ユーロ(約14億円)の行方が分からなくなっているという。

『Reuters(ロイター)』通信は、先月にヘンケルがメルセデスGPを相手取って提訴したと報じている。

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