ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)は、ミハエル・シューマッハがF1へ復帰しないことを望んでいるとほぼ認めた。
シューマッハがメルセデスGPから現役復帰する可能性が国際的に報じられているが、シューマッハの現役復帰によってハイドフェルドのF1キャリアが終わる可能性もある。
ハイドフェルドは『DPA』通信に対し、メルセデスGPに加入してニコ・ロズベルグ(現ウィリアムズ)のチームメートになることを望んでおり、すでに「確実なチャンス」を拒否してきたことを明かした。
「すでに確実なチャンスを拒否しているし、他での可能性については今でも重要視していない」とハイドフェルドは語った。
そのため、勢いを増しており、長引くばかりのシューマッハ復帰に関する憶測はハイドフェルトにとって、特にフラストレーションのたまるものであるようだ。
「だから、ミハエルの復帰に関するうわさについては、言いたいこともたくさんあるよ」とハイドフェルトは語っている。
1990年代にメルセデスGPの若手ドライバープログラムに参加していたハイドフェルドは2002年、当時のワークスチームであるマクラーレンに加入することがうわさされていたが、そのときはキミ・ライコネン(フェラーリ)にチャンスを奪われていた。