スポンサーシップをめぐってトラブルになっていたメルセデスGPとヘンケルの問題が解決したようだ。
ヘンケルの関係者が今年、メルセデスGPの前身であるブラウンGPと9,000万ユーロの契約に合意していたが、同社のCEOや役員会がこれを承認しなかったため、この契約は履行されない可能性が高いと先週に明らかになっていた。
さらにヘンケルは、メルセデスGPを相手に訴訟を起こしていたことも報じられていた。
しかし、メルセデスは22日(火)に声明を発表し、問題が「相互合意によって解決され、すべての訴訟が取り下げられ」、法的な手続きもすべて取り下げられたと発表した。
問題となっているヘンケルの元従業員は、横領と詐欺の捜査対象になっており、メルセデスは「検察に協力していく」としている。